子供服をおさがりにしたいときの名前付け方法
去年は大きめだった子どもの洋服が、今年にはもう小さくなっていたなんてことは、育ち盛りの子どもたちにはよくあることです。
子どもたちはあっという間に大きくなっていくものですから、兄弟、姉妹でおさがりを上手に利用している賢いママは多いのではないでしょうか。とはいえ、上の子どもの名前が堂々と書かれた洋服を下の子どもに着せるのは少々申し訳ないもの。
そこで今回は、上の子どもの洋服をおさがりにするときのポイントや、名前付けをする方法についてご紹介していきます。
下の子どもに「おさがり」をあげるときの伝え方
育ち盛りの子どもはあっという間に背が伸びるため、去年着ていた洋服が今年にはサイズアウトしているというのも珍しいことではありません。そこで、兄弟や姉妹がいる家庭では、上の子どもが着られなくなった洋服を、下の子どもにも着せていることが多いようです。この際、兄妹のように性別が異なる場合には、どちらの性別でも着られるようなものを選ぶようにすると良いでしょう。
下の子どもにおさがりをあげる際は、「お姉ちゃんが大好きだったこのワンピース、着られるようになったね」というように、上の子どもの洋服が着られるようになったことを「成長の喜び」として伝えていくと、その洋服への愛着を持つようになっていきます。おさがりは、単に経済的なやりくりの工夫というだけではなく、伝え方ひとつで、物を大切にする心を育むことができる絶好のチャンスにもなるのです。
おさがりとしてまわせるものとは?
簡潔に言えば、「破れていない」、「汚れがひどくない」、「機能的に問題がない」ものであれば、どんなものでもおさがりとして利用が可能です。特に、あまり動き回らない乳児期から1歳頃にかけて着ていた洋服などは、損傷も少なくきれいな状態で残っていることが多いのではないでしょうか。
また、洋服だけでなく、シャツやパンツのような下着であっても、普段からしっかり手入れをしてあれば、ゴムを入れ替えて下の子ども用に使うこともできます。それから、幼稚園の園服や体操服はもちろん、通園カバンや、鍵盤ハーモニカなどの学用品もおさがりにまわすことが可能です。
おさがりにするためのポイントは、普段から大切にものを使うように教えておくこと、しっかりと手入れをすること。シミがついた洋服はその都度しっかりと手洗いして汚れを落とすなど、丁寧に手入れすることによって、おさがりできるものが増えていくはずです。
おさがりにしたい場合の名前付け方法
下の子どもがいずれ上の子どものおさがりを使うことが分かっている場合には、名前付けする際に少し工夫しておくことが大切です。園服や体操服などの洋服には、目立つところに記名するのではなく、洗濯表示のタグやサイズのタグなどにアイロンシールなどで名前を付けると良いでしょう。
その際、名前ではなく名字だけのシールを作って利用すれば、下の子どものときにそのまま利用することが可能です。名前も記載したい場合は、ペンなどで直接記名するよりも、はがすことが可能なお名前シールで名前付けをするのがおすすめです。
兄弟や姉妹がいる場合は、おさがりをすることも考えながら、洋服選びやお手入れすることをおすすめします。また、名前付けをする際は、下の子どもが着ることも考えて、後ではがすことも可能なお名前シールを使うのがベストでしょう。