食育のお話 よく噛んでたべよう
お米をよく噛んで食べると、甘い味を感じたことはありませんか?これは、お口のなかで消化が始まっているサインです。このように、食べ物の消化は口の中から始まりますが、よく噛んで食べないと唾液の分泌が十分にできず、消化が悪くなります。50年前と比べると、噛む回数が半分以下になったと言われていますが、これは昔に比べて柔らかくておいしい食べ物が多くなったことが原因の1つに考えられます。よく噛める食事の工夫としては、歯ごたえのある食べ物を取り入れることです。食物繊維が豊富に含まれる根菜や果物、弾性のあるこんにゃくやイカ・タコなどの魚介類は、しっかり噛まないと呑み込めません。
よく噛んで食べると消化がよくなることのほかにも、虫歯になりにくくなったり、頭がよく働くようになるというメリットもありますよ♪